ミスキャスト。
幼い頃にオリジナルトリロジーの洗礼を受けた私にとって、本作でのハン・ソロ（演：オールデン・エアエンライク）、ランド・カルリジアン（演：ドナルド・グローヴァー）は小柄すぎる。あの頃のハリソン・フォードが185cm、オールデンは10cmくらい小さい。オリジナルのランドを演じたビリー・ディー・ウィリアムズが183cm、ドナルドも10cm近く小さい。
（ドナルド・グローヴァーは大好きです）
厳密には、彼らに地球人の成長ペースは当てはまらないので、加齢と共に10cm程度伸びる種族なのかもしれないですが、強い違和感により作品に没入できません。
あと、トライアス・ベケット（演：ウディ・ハレルソン）もウディ・ハレルソン自身にしか見えなくて、演出に疑問を感じます。彼らすべて良い俳優だと思いますので、キャスティングと演出への苦言です。
ドライデン・ヴォス （演：ポール・ベタニー）が白眉です。筋金入りのワルに見えますし、ダース・モールの子分のようですが、小物感もありません。
彼の船、ファースト・ライト（カレヴァラン・スター・ヨット）も格好良いです。
脱線しますが、ダース・モールはクワイ＝ガンを倒すほどの手練れで、「クローン・ウォーズ」シリーズでも暗躍し大物ヴィラン扱いですが、「ファントム・メナス」での扱いが軽いため当初はあまり大物感がなかったですね。「ファントム・メナス」の功罪だと思います。
（2018年6月 劇場にて鑑賞）
