義民伝兵衛と蝉時雨

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーの義民伝兵衛と蝉時雨のレビュー・感想・評価

1.7
まず先に良い点を挙げる。この作品をスターウォーズの関連作品だと思わず別の作品として見ることが出来るのならそれなりに楽しめる。可もなく不可もなく王道の娯楽映画に仕上がっている。

この作品の何がダメなのかというと、やはりスターウォーズの関連作品として作り、名作にたかり金儲けをし続けるディズニーのやり方だろう。

この作品で餌食にされ犠牲になったのはスターウォーズの重要キャラクターで超人気キャラクターのハンソロ 。ハンソロの今更知りたくもない過去の恋愛が蒸し返され、ハンソロと名乗り出した由来や相棒チューバッカとの出会いも説明されるがその内容もかなりお粗末。
最後にあの人気キャラクターも登場するのだが、ここら辺で適当に人気キャラを登場させて置けばファンも喜ぶだろうというような安易な考えで登場させたようにしか見えない。

ディズニーはこの作品が興行的に失敗したことにより次作のスピンオフの製作を保留。名作の安売りが保留になったと思えばそれはそれで良いのだが、ディズニーの儲からないからやっぱりやめた!というような、情熱を全く感じない拝金主義的なスタンスが実に嫌である。

スピンオフの製作は今後どうなるかわからないが、エピソード9の公開は確実に控えてる。
ディズニーはこのままスターウォーズの骨の髄までしゃぶり尽くしてしまうのだろうか?