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生きうつしのプリマのkumiのレビュー・感想・評価

生きうつしのプリマ(2015年製作の映画)
3.5
予告が気になってレンタルしたんですけど、評価低めで恐る恐る鑑賞・・・。

うーん予告からミステリーぽいかと思ってたんですけど、ドラマ要素のが強いのかな~。


なかなかの人間ドラマを、主人公ゾフィが辿る中で見せてくれるんですけど、ゾフィの父親の心中の描写があまりないので、誤解を招くかな。

ゾフィ役カッチャ・リーマンが、クラブ歌手で歌うシーンは、表情もよくて味のある雰囲気がよかったです。


ただ予告から、もっとカタリーナのオペラシーンがあるかと思ったらそうでもなく、そこは期待しない方がいいかもですよね。

カタリーナ役は、バルバラ・スコヴァ・・・「ハンナ・アーレント」の女優さんでした。


複雑な人間模様の末の、ラストから考えると、ゾフィの父親は、その頑固な性格と奥さんに対しての不器用な愛情から、せめてもの罪ほろぼしとして、ゾフィにカタリーナを探させたのかなって思うんですけど、わかりづらいですかね。
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