原題『La battaglia di Algeri』 (1966)
監督 : ジッロ・ポンテコルヴォ
脚本 : フランコ・ソリナス
撮影 : マルチェロ・ガッティ
音楽 : エンニオ・モリコーネ…
ポンテコルヴォが前作『ゼロ地帯』への批判(スーザン・ストラスバーグが有刺鉄線に絡まって死ぬシーン、ホロコーストにおける死を美として表現してはならないbyリヴェット)を受けて完全ドキュメンタリー形式で…
>>続きを読むなぜフランス政府が親パレスチナデモをあそこまで警戒するのか、なぜフランスでパレスチナにおけるイスラエルの占領・虐殺に反対する人たちが「私たちはパレスチナ人だ」と叫ぶのが、この映画を観ればその理由がわ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
独立を求めて立ち上がったアルジェリアの革命軍と、それを鎮圧しようとするフランス政府軍との攻防を描く「アルジェの戦い」(1954〜1962)。
最初は抑圧からの自由を求める革命軍の方を何となく応援…
うわーこれ衝撃作だな…
アルジェリアってこんな歴史だったのね。想像を超えた世界だった。
この時代の人たち、こんな血みどろの争いしてたんだなあ。
爆破や銃撃といったテロ行為に拷問とかえげつない描写が多…
独立がテーマの映画はいくらでもあるが、この映画は惨いほどリアル。
時系列をぶつ切りにする編集と、銃弾飛び交う位置にカメラを絶対に置かず俯瞰図を終始提供してくるのが、物語性を排除し現実にあった戦闘だと…
大傑作。1950年後期から始まったアルジェリアの独立運動をアラブ系アルジェリア人(革命側)の視点から語る作品になっており、彼らの勇姿の破滅が描かれている。
まず真に迫るドキュメンタリックな映像に驚か…
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