『5時から7時までのクレオ』からアルジェリア戦争の闇深さを垣間見た気はしていたけど、自分はどんだけバカなんだと思った。もっと早く見ろよ『アルジェの戦い』を。
熱量がとにかく伝わってくる映画は大好きなのでたまらなかった。
ある日突然、カサバの住民が蜂起したというラストはちょっと無理があるというかあまりにも終盤までの勢いが凄すぎてオチをつけるにつけれなかったのだろうが、まあ面白い。
一緒に見た友人が、確かにイタリア人の作っただけあってネオレアリズモぽかったと言ってて、言われて納得した。素人の起用などもまさにそうだ。
古賀先生が、この映画のプロデューサーはなんとあのFLNのご本人という爆弾発言をしていて良いことを聞いたと思った。