きゅうりのきゅーたろう

アルジェの戦いのきゅうりのきゅーたろうのレビュー・感想・評価

アルジェの戦い(1966年製作の映画)
4.4
モリコーネコンサート記念6

1950年代、フランスの統治下にあったアルジェリアでの独立運動を描いた本作。


白黒で良かった、カラーなら見るのにもっと体力使ったやろなーという感想。
常にきな臭さが漂ってる非日常に見えるけど、当時からしたらこれが日常だったかと思うと怖すぎる。

現状を変えるための手段としてのテロをどう捉えるかを考えながら見ましたが、民衆を巻き添えにすることもやむなしなんじゃないかって思ってしまうほどの閉塞感で、爆殺される人って痛みとか感じるんかなって方向に思いを馳せて病みそうになった。

モリコーネの音楽も緊迫とか悲壮の趣が感じられて一風変わった劇伴でした。