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アルジェの戦いの小皿のレビュー・感想・評価

アルジェの戦い(1966年製作の映画)
3.5
U-NEXTでの視聴期限間近ということと、音楽をエンニオ・モリコーネが担当していたことから視聴しました。
フランスの植民地だったアルジェリアの独立のための戦いを描いていて、白黒の映像であることもあって、今観るとドキュメンタリーかと錯覚する内容でした。
CGのない時代ですから、映像として映っているものは全てリアルに作り上げられたものだと考えると、改めてスゴいと思います。
映画の中で流れるモリコーネの音楽は、既に至るところでその片鱗を見せていて、映画の世界をより緊迫したものにすることに大きな力を果たしていました。
アルジェリアの独立はこの映画が作られるほんの数年前の出来事であり、この映画は当時の植民地支配を続ける列強諸国の政策に対する民主化の意識を広く一般に広げることに大きな役割を果たしたのではないかと想像に難くありません。
モリコーネの名前がなければ多分観る機会のなかった作品ですが、観ることができて良かったです😆
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