パン

アルジェの戦いのパンのレビュー・感想・評価

アルジェの戦い(1966年製作の映画)
4.7
うわーこれ衝撃作だな…
アルジェリアってこんな歴史だったのね。想像を超えた世界だった。
この時代の人たち、こんな血みどろの争いしてたんだなあ。
爆破や銃撃といったテロ行為に拷問とかえげつない描写が多い。

地獄絵図のような争いの末に独立と自由を勝ち取ったのだから本当に凄い。
でもよく考えたら幕末の日本も討幕派の人たちが命懸けで明治政府を作ったからそういう意味ではどこの国もこういう努力があるんだろうな。

この映画は今の平和な日本で生まれた自分には想像もつかない世界で驚くばかりだった。
あと主人公のアリが街のチンピラから革命家に変わるまでの動機をもうちょっと詳しく描いてくれたらもっとこの映画が好きになったかも。
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