しゅん

忍びの国のしゅんのレビュー・感想・評価

忍びの国(2017年製作の映画)
3.5
過去視聴メモその153。

織田家VS忍者。天正伊賀の乱、開戦!

忍者といえば「大名に仕えるスパイ」というイメージだったが、本作で忍者が国を運営していたということにまず驚いた。伊賀の里って本当にあったんだ…

戦国時代の話であり、結果が分かっているだけに絶対にハッピーエンドにはならないことも分かっている。そんな中でも無門とお国の2人だけは幸せになって欲しかった…😭
スパイを送り込んだり裏切ったりとリアリストな点は凄く理解できる。が、「小茄子」を手に入れるために素人の人間を集団で殺しにかかるのはあまりに非情に過ぎないか。時代と言ってしまえばそれまでだが、ラストの第二次の結果を見て、心からザマァと思ってしまった。

主演の大野智は怪物くんの印象しかなかったが、思った以上に役に入り込んでて好印象。殺陣もしっかりこなしてて良かったが、これ以降はドラマも映画も出演してないのか…残念。石原さとみも、クールだけど芯から優しい女性が良く似合う!

「名など…無いのだ…!」
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