よし

アリータ:バトル・エンジェルのよしのレビュー・感想・評価

5.0
めっちゃ面白かった😭😭
アリータが魅力的でした。
続編やりますよね?

4DX3Dの日本語吹き替えで観ました。
日本語訳が美しい。三下の悪役の台詞ですら文学的で私の中二心を鷲掴みにしてくる!
『銃夢』は読んだことがないんですが、原作もこんな感じなのかな。

※字幕版も観てきました。
文章を簡潔にしなきゃいけないのも分かるんですが、細かなニュアンスが伝わってこないので観るなら吹き替え版の方が良いかと思います。

イドが娘のボディを普通のものではなく速く走れて強靭なものにしたのも、歩けない娘が手術で元気になった時に速く走れるようにという親心で、だからそのボディを身に付けたアリータが最初の戦闘でもあれだけ動けた、ということを表しているのに訳されていない。
ヒューゴがパーツ強盗を悔いたのも『君(アリータ)と同じサイボーグたちを襲った』から心から悔いているんだし、『善いこと(良心)』のためにこんなことはもうしないと言っていて、アリータを愛したから心が変わったという場面なのに分かりづらい。ここは終盤のヒューゴの『救ってくれてありがとう』につながる重要な台詞で、これは彼の肉体の話ではなくて心のことで、どんな良い人間も悪い人間にしてしまうこの街で、悪事に手を染めた自分の心を変えてくれてありがとう、という意味だったんだな、と強く感じるところなのでちょっと言葉足らずな印象を受けました。字幕だけ見ていると映画の概要は分かるけど、人の機敏が理解できないのでは?

あとは、一回目に観たときにゲームシーンがわくわくしたのは古舘伊知郎に因るところが大きかったように思います。
よし

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