よみこ

メイズ・ランナー:最期の迷宮のよみこのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

2作目からすでに怪しい雲行きになっていたが、
もはや迷路はどこにも見当たらなかった。
さらには、ジャンルすらも超越していた
決してこれが失敗とは思わない。。。。がしかし。
タイトルどこ行った????

いつから、ゾンビ映画からのウィルス映画からのディストピア映画になったのか。
もう、そんな細かいところは気にしてはいけない。
そんな映画だ。
でも、普通にストーリーは面白かったと思う。
ハンガーゲーム化していっているのは言うまでもない。


ミンホを助けに行くという展開がすごくいい!
無駄にロマンスが絡ませず、初代から大事なキャラクターである
ミンホを助けるために尽力するという、男の友情を優先した展開は
見ている人の共感を多いに得られると思う
なぜなら、みんなが感じるであろう、
ヒロイン:テレサが嫌われ役だからだ。
科学者は往々にして、正義や大義のためなら、犠牲をいとわない人が多い
今作も罪悪感を「時々」感じながらも、目の前でミンホが拷問にも近いものを受けているにも関わらず、何もしない
あまつさえ呼び出し、あれだけの拷問の末に、あなたなら他の子供を助けられる。
それはもう自分都合でしかなく、ミンホ側からすれば
こいつ何言ってんだ!てなりますよね
なので、やはりどうしてもテレサとトーマスのロマンス展開なんて望んでないし、
もはやブレンダがヒロインになると思ってた!
違った。。。!


ギャリー、映画版ジャイアン
ギャリーとは、1作目でちょっと嫌な奴で、いつもトーマスとぶつかっては、最終的にはトーマスを殺そうとし、仲間を殺し、ミンホに殺されたはずの人だ。
そんな彼が、無理やり展開を経て、
「おい新人、頑張れよ」
おいおいおいおい、そんなキャラじゃなかっただろー
私はここで「おい、のびた。頑張れよ」というジャイアニズムを感じた
一つのトラブルが起こることで、連帯感が生まれるのはありえるが
なんてこった。回りからすれば、なぜこいつが生きている?という衝撃を置いてけぼりされ、ストーリーが展開していく

ちょっと説明が足りなくないですか?
結果、なぜウィルスがひろまったのか。なぜトーマスが上に気に入られて、あの初代メイズに送られたのか。メイズで実験してたっていうけど、それあんな感じで必要だった??もっといい方法あったんでは??そして、都市を襲うギャリーの仲間たちはどうなったのか。結果、説明がないまま進んでいき、わからず終わっていった

最期もぎゅうぎゅうに詰め込んでラストを迎えた感じだ。

結果、キャラクターがいい
気になる点はたくさんあるが、メイズから逃げ出した仲間たちがとても魅力的
ニュート・ミンホ、新たなブレンダたち、復活のギャリー
みんなが役割をしっかりもってトーマスだけじゃない活躍がすごくいい

最終話ということで、これで終わりですが
3作目はわりと楽しめた!!
よみこ

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