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メリー・ポピンズ リターンズのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.0
「メリー・ポピンズ リターンズ」
原題「Mary Poppins Returns」
2019/02/01 公開 アメリカ作品 2019-032

「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドゥージャス」子供の頃、一生懸命に覚えた呪文です。前作は映画好きになった私に大きな影響を及ぼした作品のひとつです。
子供の頃前作を見て育った私たちは、今はすっかり大人(おじさん?)になっています。そのため、前作のノスタルジックさが続編で感じられるかは重要なポイントですよね。結果的には「前作を思い出させつつ、新たに生まれ変わった」と感じる作品に仕上がっていると思います。
オープニングロールから素敵です!!
前作のファンにとっては劇中で使用される曲も気になるはず。「チム・チム・チェリー」など作品を見ていない人でも知っている有名な曲が前作では誕生しました。続編でもその名曲たちが感じられる音楽のオンパレード。。。
そして、なにより出演陣の豪華さ!!特に主演ですが、「メリー・ポピンズ=ジュリー・アンドリュース」のイメージが色濃く残っており、エミリー・ブラントがそのイメージを克服できるかどうかが注目ポイント。しかし、彼女が演じた新たなメリー・ポピンズは素晴らしいです。前作通りの自信に満ちて面白く美しいメリー・ポピンズを引き継ぎつつ、原作を研究し彼女なりのオリジナルのメリー・ポピンズを演じたことが良い方向に向きました。「彼女の演技は続編を見る理由になる」という評価も生まれました。
カラフルなアニメーションとCGのマジック、世界観も素晴らしいですね。
そして、お楽しみ。。。『メリー・ポピンズ リターンズ』では撮影セットの中に6個の隠れミッキーが散りばめられています。その理由は本作のプロダクション・デザイナーであるジョン・マイヤーがディズニーファンだったため。どこまでもディズニーファンや観客を楽しませる工夫がなされているのです。(ちなみに私は1つしかわかりませんでした。。)
実際にどこに隠れているかは劇場で確かめてみてくださいね!
その他にも数え切れないほどのオマージュが施されているので、画面から目を離さないよう注意です!
幸せな気分にさせてくれるのは前作同様。楽しめました!!

アカデミー賞5部門に輝いた1964年公開の名作ディズニー映画「メリー・ポピンズ」の20年後を描いた続編。主人公メリー・ポピンズを「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラントが演じるほか、共演にも「キングスマン」のコリン・ファース、「マンマ・ミーア!」のメリル・ストリープ、「007 スペクター」のベン・ウィショーら豪華キャストが集結。前作でメリーの親友バートを演じたディック・バン・ダイクも出演する。監督は「シカゴ」「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」といった大ヒット映画のほか、舞台演出家・振付師としても活躍するロブ・マーシャル。
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