筋ジストロフィーの青年とその介護者のお話?
うーん重そう、辛そう(゜-゜)
...てことで気乗りしなかった本作。
けど、面白かった、楽しかった、観てよかった。
心地よいロードムービー。
世界は基本、クソだ。
けど、素敵なことも時にはある(かもしれない)。
少しの勇気を出して外に出てみよう...そう思わせてくれる映画。
身体の自由の利かない青年。自分のケツも拭けない。
だから毒舌、介護者をからかう、ウンザリさせてほんの少し憂さを晴らす。
不慮の事故によって愛する息子を失った作家の男。
その心の傷のせいで小説を書くこともできない。
生活の糧のだめに、他人のケツを拭く職業に就く。
クソな二人の男が出会い、衝突しケンカし、けれどいつしか心を触れ合わせ、共に明日への希望を見出す... いいじゃないですか。
偽善じゃない、綺麗事じゃない。ジョークも満載。下ネタ上等。
クソな世界を嘲笑うにはジョークが不可欠ってことよ。
世界一深い穴よ、ションベン喰らえ!
途中で知り合うこちらもクソ生意気なヒッチハイク少女。
セレーナ・ゴメス、よく知らなかったけれどめちゃいいじゃん。
魅力的だったよ。彼女の歌も聴いてみようかなって気になりました。
かなり好きです、この映画。
毎日一レビューチャレンジ 071