鹿shika

手紙は憶えているの鹿shikaのレビュー・感想・評価

手紙は憶えている(2015年製作の映画)
4.0
老人ホームで過ごす、認知症のおじいちゃん。毎朝目が覚める度、何も覚えていない。しかし彼には70年前に殺された、大切な家族の復讐に動く。

『メメント』のように記憶があまりない人が復讐に動くストーリーになっている。
今作は居眠りでもなんでも、起きる度に記憶が無くなってしまうから、こちらも「手紙を読め」と体に記す。その辺が『メメント』と同じだな。
この手紙を書いていたのが、同じ老人ホームにいた旧友だったわけだ。
この後は、何を書いてもネタバレになってしまうから、もう何も書かない!!
それくらいネタバレ厳禁な映画だったな。

ナチスドイツのアウシュビッツに関する話だったのだが、一緒に見ていた姉が無知過ぎて、一時停止して説明してやったよ。
それくらいの情報は入れてから見てくれよな!!

ドイツ人ってナチスドイツのことを誇りに思っている人も今だに居るんだ、、と思ったよな、、
アウシュビッツで働いていた父親のことを誇りに思っている野郎が居るんだな。
ユダヤ人は、肌の色などと違って、一瞬では見分けが付かないのに、いまだにユダヤ人だと分かった途端、人種差別するんだな、、

まあうっすら予想ができたとしても、鮮やかなどんでん返し映画で最高なんだ。
何も考えずに見るがいい!!
鹿shika

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