めっちゃ面白い!!
これは今公開中の韓国映画『復讐の記憶』のオリジナル。公開中と書いたものの、北海道での公開は無いという、悲しい状況。
一部のフォロワーさんからは、こちらのオリジナル版がやはり素晴らしいという声もあり、鑑賞しました。
ルース!
目が覚めたセヴ(クリストファー・プラマー)は認知症。必ず巻き戻される記憶。
妻のルースを探す日々。
老人ホームに暮らすセヴの腕には囚人番号99814が刻まれている。
彼はアウシュヴィッツ強制収容所の生き残りだ。
同じホームに暮らすマックスから、ルースの喪があけたら、ある事を決行するんだと言われる。
しかし、一度眠ると認知症の為、全てが元に戻る。
マックスから渡された手紙を頼りに、アウシュヴィッツで家族全員を殺された、その復讐をやり遂げる旅へ出た。
手がかりとなる名前「コランダー」
全部で4人。その一つ一つを訪ねていきます。
ここも違った。そして次も違う。
90歳の認知症を患うぜヴは、観ているこちらも不安になる、ある種違ったハラハラドキドキがありますが、思わず復讐をやり遂げて!!と応援したくなるのは、間違いありません。
サポートをしてくれるマックスへ、都度連絡を入れて、とうとう最後のルディ・コランダーに行きつきます。
ここで知る事になる、あの事実。
それを理解した時、本当の復讐の意味を知る事になります。
これはもう、私得意のギャフンを越えてきましたよ。
ぐぬぬぬぬー。
越えると唸ってしまうんですねぇ。
94分でこんな満足度。
いやぁ、あっぱれ。素晴らしい。
騙されたと思ってご覧下さい。きっとご満足いただけまーす。激オススメ。