すし酢高跳び

手紙は憶えているのすし酢高跳びのレビュー・感想・評価

手紙は憶えている(2015年製作の映画)
4.2
めっちゃ面白い!!

これは今公開中の韓国映画『復讐の記憶』のオリジナル。公開中と書いたものの、北海道での公開は無いという、悲しい状況。

一部のフォロワーさんからは、こちらのオリジナル版がやはり素晴らしいという声もあり、鑑賞しました。

ルース!

目が覚めたセヴ(クリストファー・プラマー)は認知症。必ず巻き戻される記憶。

妻のルースを探す日々。

老人ホームに暮らすセヴの腕には囚人番号99814が刻まれている。 
彼はアウシュヴィッツ強制収容所の生き残りだ。

同じホームに暮らすマックスから、ルースの喪があけたら、ある事を決行するんだと言われる。
しかし、一度眠ると認知症の為、全てが元に戻る。

マックスから渡された手紙を頼りに、アウシュヴィッツで家族全員を殺された、その復讐をやり遂げる旅へ出た。

手がかりとなる名前「コランダー」

全部で4人。その一つ一つを訪ねていきます。

ここも違った。そして次も違う。
90歳の認知症を患うぜヴは、観ているこちらも不安になる、ある種違ったハラハラドキドキがありますが、思わず復讐をやり遂げて!!と応援したくなるのは、間違いありません。

サポートをしてくれるマックスへ、都度連絡を入れて、とうとう最後のルディ・コランダーに行きつきます。

ここで知る事になる、あの事実。

それを理解した時、本当の復讐の意味を知る事になります。

これはもう、私得意のギャフンを越えてきましたよ。
ぐぬぬぬぬー。
越えると唸ってしまうんですねぇ。

94分でこんな満足度。
いやぁ、あっぱれ。素晴らしい。

騙されたと思ってご覧下さい。きっとご満足いただけまーす。激オススメ。
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