ゆかり

手紙は憶えているのゆかりのネタバレレビュー・内容・結末

手紙は憶えている(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

最近記憶喪失ものをよく見る気がする。
1日ごとに記憶がなくなるお爺さんが、老人ホームの仲間に背中を押されてアウシュビッツ収容時代の復讐をする話。
実はラストで、ある人物が主人公の記憶喪失を利用して操っていたことがわかり、多分ここが良いと言われる所だと思うけど、主人公が単に操り人形だったことがわかってしまい感動や爽快感が残ったりはしない。びっくりして終わる感じだった。感動する復讐ものって、梨泰院クラスみたいに主人公の辛みを共感させてからだと主人公(復讐を企てる側)に感情移入できる気がするけど、今回はその企てる側に移入できる情報量(なくした人との関係性や今の苦しさなど)が十分ではなかった気がした。
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