銀幕短評 (#127)
「手紙は憶えている」
2015年、カナダ、ドイツ。 1時間35分。
総合評価 68点。
封切りで よさそうなものがすでに皆無なので、旧作をごそごそ当たって、ようやく内野安打が出ました。
こういう短い尺で、低予算で、緩急をうまくつけたサスペンスは、なかなかない。材料も、よくある記憶ものと戦争関連と〇〇ものを寄り合わせて、絶妙にミックスしている。
邦題はイマイチだが、原題はシンプルに ”REMEMBER”。覚えている、忘れないようにする、思い出す、よろしく伝える、と多義である。 キャー、恐いですねー。
カメラと音楽がとてもいい。