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手紙は憶えているのDAのネタバレレビュー・内容・結末

手紙は憶えている(2015年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

サスペンス映画だと気付かず最後まで観てしまった。

あらすじなどを全く読まずに観たため「えっこういう映画だったの!?」と最後のシーンでやっとどんでん返し系サスペンスだったと気付く。
そのせいかどういう映画だったかが自分の中で上手く消化できず…。あらすじを知ってから観た方がまた違った見方ができて良かったように思う。

それほどラストのどんでん返しに全く気付かず観てしまった。その点は良くできていたと思う。
映画全体が洋画にしては画面が明るく"復讐モノ"らしさがなかったり、風呂場のシャワーやダム(?)の轟音シーンで「ここでアウシュヴィッツでの回想が入りそうなのに」という場面でそれがない。(これが実は主人公にはそもそもそんな記憶は全くないという演出にもなっている)など、上手く作られている。

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主人公はナチ派の人を撃ち殺し、捕虜に泣いて謝罪をしたけれど、もし本当の記憶があったら彼は謝れたのだろうか?撃ち殺せたのだろうか?…色々と考えてしまう。
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