ラース・フォン・トリアーが12歳の頃に制作した短編。
何気ないホームビデオ風の映像で脈絡もない内容ですが、短いカットを繋げる編集技術は既に達者でした。

ダンサーインザダーク、ハウスジャックビルト、メランコリアなどで知られるラースフォントリアーが12歳の時に撮った短編映画。

以下は本編とほとんど関係がない直近のトリアーについて。トリアーは現在66歳、3日前に世間にパーキンソン病であることを公表したものの、最新作のキングダムエクソダスはヴェネチア国際映画祭に出品されるそうです。ハウスジャックビルトでカンヌに来た時も衰えてるなぁとは思ったけど、1年前に公開されたインタビューでは更に痩せ、全身の震えが止まらなくなっていたのでかなり心配していましたが、やはりパーキンソン病でした。。。トリアーは元々エネルギッシュな人ではないとは言え、ベルイマンやタルコフスキーの鏡について熱く語る姿が印象的な自分にとってはとてもショックです。トリアー自身、元気に治療を受けていると発表しているので、キングダムエクソダスが無事日本でもリリースされることを期待しています。まあ、願わくばもう一本トリアーの映画が見たいところではありますが。。。

乗馬（？）、ローラーコースター、橇、車という移動するモチーフ。「性交は犯罪のパロディである」とすれば、彼らの強盗殺人とは？拳銃はペニスかね。顎クイをして、おやすみ、また「SLUT」。