誠実に生きていてもまったく報われないヒロインに現代韓国青年層に急増する「五放世代」（不景気、就職難等で恋愛、結婚、出産、人間関係、自宅購入を放棄してしまう20～30代の世代）の絶望感が投影された悲喜劇。残酷な負の連鎖にイジョンヒョンの狂気に満ちた演技が相俟って不思議な面白さを醸し出す。本年度上半期鑑賞韓国映画ベスト10入り決定！

2016/06/12

• #2016韓国映画

彼女の状況がとんでもなく痛々し過ぎて、心苦し過ぎて、凄く泣いた。。残酷で怖いシーンがいっぱいあるけど、彼女に同情して納得がいっちゃて、そこまで怖く感じなかった。
ラストシーンが素敵！！幸せそうで良かった！
超低予算映画だけど傑作だと思う。この監督の次回作が楽しみ。次回作は予算に苦しまず伸び伸び良い作品作って欲しいなあ。この作品は予算無さ過ぎて主演のイ・ジョンヒョンさんはなんとノーギャラで出演されたくらいですから。映画愛と女優魂が半端ない。主人公以外の俳優さんは殆どが無名の人ばかりなのにお芝居上手。