FROGMANなるクリエイターが一人で制作したギャグアニメの映画版。「鷹の爪団」よりこちらの方が前でデビュー作なんだそう。
島根県に住む菅井家ファミリーが繰り広げるシュール・ギャグ全開の話。
菅井家(すがいけ)って日本的な名前だけど家族皆見た目はなぜか黒人のソウルミュージシャン風。
いきなり銀河鉄道スリーナイン風の電車にテツロウとメーテルらしき人物が出てきて「機械の体を手に入れたーー」って言いながら見た目がターミネーターだったり。
WHAM(ワム)のジョージ・マイケルがワーム(幼虫)で登場してきたりなんかして笑いました。
どこかで見たような…というか完全にパクリなネタが盛りだくさん。スター・ウォーズのダースベーダーらしき人物が出てきたと思ったらなんか違う?ガンダムのザクも混ざってるやん。
チューバッカっぽいのが出てきたと思ったらムックやんとか。
映画好きな人が好きそうなネタとしては他に
「パルプフィクション」のジョン・トラヴォルタとサミュエル・L・ジャクソン登場してあのシーンを再現したり。
音楽好きな人が好きそうなネタとしては
WHAM、レッチリ出てきたり、Tシャツにパン寺って書いてあったりSOIL&"PIMP"SESSIONS(ジャズバンド)が登場して本当にその楽曲が使われてたり。
元ネタを知ってると更に楽しめます。笑いのセンスやネタはかなり良い感じでツボでした。
難をあげるならやはりこの手はショートアニメ(2~3分)でちょうど良い。長くても30分とかが理想。さすがに1時間半(映画化)は途中で飽きました。
それも含めグダグダしながらなんとな~く流しながら見るのもちょうどよいって感じの作品。
豚子はホラー。