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喜劇 駅前弁当のbluetokyoのレビュー・感想・評価

喜劇 駅前弁当(1961年製作の映画)
2.0
基本的には、森繁久彌さん、伴淳三郎さん、フランキー堺さん、さらには、プラスアルファで坂本九さんという、稀有なタレントたちのパフォーマンスを楽しむための映画だ。映画だけだと、これほどつまらない映画も久しぶりというぐらいにつまらない。

簡単にあらすじ。
織物会社の社長、柳田金太郎とストリップ劇場の経営者、堀本孫作が、駅でうなぎ弁当を売っている。なんで、そんなことをしているのかというと、うなぎ弁当を作っている弁当屋、互笑亭の女将、本田恵子が大好きだからだ。

本田恵子は、三年前に夫を亡くし、女手一つで弁当屋を切りまわしていた。
実は、義理の弟の次郎がいるのだが、音楽に熱中していて、弁当屋には興味がない。

そんなある日、大阪から倉持大作という資本家が来て、弁当屋、互笑亭を増築するなら融資してもいいと申し出る。

本田恵子のためということで、柳田、堀本は、倉持を一生懸命接待する。その甲斐もあって融資は大丈夫となった。

倉持は温泉宿に、恵子を呼び寄せた。行ってみると、倉持は恵子をレイプしようとした。恵子は部屋を逃げ出すと、偶然、幼馴染の村井五郎と鉢合わせ。村井五郎は、銀行に勤めていて、たまたま、故郷に帰っていたのだ。
そこに倉持。村井五郎の顔を見るなり、逃げ出した。
村井五郎によると、倉持というのは、有名な詐欺師であるということだった。

そんなことをやっているうちに、台風が来た。駅で列車が立ち往生し、乗客のために弁当を差し入れることになった。

全員、徹夜で弁当作り。次郎も手伝ってくれた。

次郎は、恵子に、弁当屋の方は、自分にまかせて、村井五郎と結婚しろよ、と言うのだった。

ということで、恵子は、村井と結婚して、東京に向かった。

明るいハッピーな感じなんだけど、映画としては、基本的につまらない。
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