へそと原爆の作品情報・感想・評価

へそと原爆1960年製作の映画)

製作国:

上映時間:11分

3.6

『へそと原爆』に投稿された感想・評価

めちゃめちゃ伝わってくる、つらい
これ題名知らずに見てその後題名知ったらもっと辛かったかも

黒光りする全裸男性の肉体の美しさがこれ見よがしに砂浜で展開する。そしてその中のひとりが後の暗黒舞踏家・土方巽。

BGMは前田憲男、渡辺貞夫、日野皓正、猪俣猛。和ジャズオールスター。映像のインパクト…

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eifonen

eifonenの感想・評価

-
大野慶人のDVDに収録されていたのを鑑賞。砂浜を全裸で這いずり回る子供たち、生まれたてのウミガメのようだった。
M

Mの感想・評価

3.5
1960年に製作されたショートムービー。たぶんこれは生命の発端である臍と死の象徴でもある原爆を引っ掛けているのだろうか?と思いつつ鑑賞。しかし確かな事は何もわからず。
飯

飯の感想・評価

-

ゼウスの雌牛とスケープゴート、へそは原爆のスイッチ。あたかも失敗した帝王切開術のように、畸形の胎児が産まれ、瘴気が消え、新たな太陽の子が誕生する。

土方巽が言われる「剥離」は身体が舞踏の絶対制御だ…

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せき

せきの感想・評価

4.0
🍎🐄🐓 🐐

海にいない生物 母なる海ってこと?
りんご 禁断の果実? へそに×

🐄と🐏は聖書で大切な動物っぽい

人種や性別に纏わる悪しき慣習の問題が毎日のように取り沙汰される現代においても、細江先生の作品はひとつの解答になり得る。「ヌードとは特定の文化や歴史や国籍を排した人間の普遍的存在の原形」(球体写真二元…

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TnT

TnTの感想・評価

3.7

 細江英公は写真家で、三島由紀夫の"肉体"を被写体に収めたりしている。今作品も数々の"肉体"が映し出される。彼のフォトグラフィーの延長線に位置する映像作品(というより写真の組み作品に近い、それ故にや…

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舞踏家土方巽の独特な躍りと砂浜をハイハイする子供たちの映像が印象的。

寺山修司や石原慎太郎ら、異ジャンルの文化人たちが交流し、ジャズと実験映画を融合させようとした「ジャズ映画実験室ジューヌ」で写真家・細江英公が撮った作品。アングラな気持ちで、観ましょう。

執拗にヘソ…

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