飯

へそと原爆の飯のレビュー・感想・評価

へそと原爆(1960年製作の映画)
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ゼウスの雌牛とスケープゴート、へそは原爆のスイッチ。あたかも失敗した帝王切開術のように、畸形の胎児が産まれ、瘴気が消え、新たな太陽の子が誕生する。

土方巽が言われる「剥離」は身体が舞踏の絶対制御だあろうか。
この絶対的操縦、無限に延伸していく東西南北により、身体が自分のものではなくなり、「舞踏」に従属することになる。その結果、「剥離」が成り立つ。

男性のからだは神様の悪戯のようなもの。

Jazz Film Laboratory(1960)
渡辺貞夫、猪俣猛と日野皓正が集まれた作曲陣の豪華さ。
主演: 土方巽(x)鶏(○)
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