みりお

雌牛のみりおのレビュー・感想・評価

雌牛(1989年製作の映画)
3.5
チョコミントさんのレビューで教えていただき、アレクサンドル・ペトロフ作品をまとめて鑑賞してみました✨
1989年制作のアレクサンドル・ペトロフ処女作🇷🇺
オスカーノミネートなるも、受賞は逃しています💦

ガラス版に指で油絵具を付けて描く技法であるガラスペインティング技法によって、1989年に作られた作品。
最初に観た『老人と海』が風景で魅せていたのに対して、こちらは光と影を丁寧に描写した絵が印象的。
暗いシーンは敢えて荒く絵が描かれていて、少年と雌牛の感情が、画に表れているようでした。

これは元は小説ではないのかしら👀?
母性の象徴である雌牛と、その愛や子牛の喪失による痛みを感じ取れる少年の、心の交流を描いた作品。
でも暗くて辛いお話だったな💦
みりお

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