にゃんにゃん

花と蛇 地獄篇のにゃんにゃんのレビュー・感想・評価

花と蛇 地獄篇(1985年製作の映画)
3.0
2024GWは桂千穂な気分ですよね。麻生かおりは好きなんだけどあんまり和服が似合わない感じがする。でも服着てるの開始10分くらいだけだから問題なし。藤村真美もいい女優だよねえ。緊縛できるスケバンってすげえと思ったら伝説の調教師オニデンの娘だったとかいうトンデモ展開でめっちゃ桂千穂。麻生かおりが剃毛を泣いて嫌がってるんだけどそんなに嫌だろうか。愛がない、私の嫌いなタイプのSM。でも西村昭五郎×桂千穂なら「団鬼六薔薇地獄」みたいにきっといつかモノホンの愛あるSMを見せてくれると期待して我慢。しかし終盤若干盛り上がるものの薔薇地獄ほどの感動はなく、桂千穂っぽい雑でぐだぐだな終わり方をしていった。やっぱ縄とか剃毛とか浣腸とかローソクでは愛は語り合えないよね。本作は鞭が出てこなかった気がするけど、愛を語り合うにはやっぱ鞭なんだなと妙に納得。中田譲治さんが安定の変態ぶりを見せてくれて大好き。いつもの山荘ロケに見えるけど、あの火はどうやって撮ったんだろう。
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