猟奇殺人事件を追う駐在さんの話かと思えば、よそ者を一方的に悪者にしてしまう集団心理の恐ろしさを描く話のようにも見えたり、ゾンビや悪霊を退治するシャーマンモノ、キリスト教の何やかんやが関係する宗教映画のようになったり、毒キノコのパニック映画のようでもあったり、よくわからない部分も含めてあきずにグイグイ引き込まれて怖いけども面白かった。
国村隼が謎めいたり、面妖だったり、穏やかだった、切なげだったり、くるくるとキャラクターが変わって凄かった。
この映画を観て以来、國村隼をTVで見かけると「あ、コクソンだ」と呼ぶのが癖になっている。