月見

哭声 コクソンの月見のレビュー・感想・評価

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
4.2
おぉ…考察系か!
「人は見たいものを見る。」
何を信じるかで、見えていないものもホントにしてしまう。
ハッキリしないまま終わったと思いきや、テーマはハッキリ伝わった。

ストーリーや真犯人がどうであったかよりも考えるべきは人間の疑心暗鬼の怖さ。
シンプルに考えると、毒キノコで妄想→医者にかかる、これで解決する話を、疑心により殺人や悪魔を見せてしまうまでに発展してしまう恐ろしさ。
信じる心をもち続ける難しさ。
物事は捉えようで色々変わってくる。
という実に難しいテーマをよく表現されている映画だった。
月見

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