レディー・ガガ is 最強。
公開当時、歌映画にレディー・ガガを主演に据えるのは売れ線狙いすぎでしょ…とスルーしてたんですが(作中曲は映画観てないにも関わらず当時いたるところで死ぬほど流れてましたね)、観た結果…最高でした。
昨日エルヴィスを観てパフォーマンスが㍉も刺さらず圧倒的な敗北感を味わったので、ふと思い出して鑑賞しました。レディー・ガガ is 最強でした。そうそうこれ。これを求めていたんです。
脚本は無限にリメイクされているらしいのがよくわかるド王道さだったのですが、歌が最強なのでオールオーケーでした。特に凄いな〜と思ったのは、序盤のバーと駐車場で既にポテンシャルを感じさせつつ、そこからちゃんとライブで完全覚醒したことですね。それが脚本ではなくシンプルにパフォーマンスで伝わってくるのが素晴らしい。
中盤以降、アリーが売れ線化してしまう描写がありますが視聴者はみんなレディー・ガガがまさに作中のような派手なパフォーマンスでブレイクしたことを知っているんですよね。それでもしっかり素朴な方がアリーらしかったのにな〜という気分になれる。レディー・ガガの役作りも素晴らしかったと思います。
やはり歌映画って映画なのに歌で全てが決まってしまうという欠点がある気がしますが、逆に歌が最高な映画は最高なので、まぁいいかとなりました。さぁ、サントラ聴こう〜っと!