EDDIE

アリー/ スター誕生のEDDIEのレビュー・感想・評価

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)
4.2
(12月鑑賞映画の自身のレビュー転載です)
もちろん観てきました。話題作です。CM流れまくってますもんね。
先日の『ボヘミアン・ラプソディ』で音楽系映画熱が上がりまくってるところ、年の瀬にこの映画。期待せざるを得ません。
まず言いたいのは、ブラッドリー・クーパーかっこよすぎ!有名ミュージシャンのジャクソン・メインを演じる彼ですが、歌むっちゃ上手いです。しかも全く楽器演奏できなかったらしいですが、この映画のために特訓してギターソロまで弾いてしまう一流パフォーマンスを魅せてくれます!そして、どんどん落ちぶれていく男の脆さを見事に演じます。
えーっとですね、結論から言うとストーリーは単純で大きな新鮮味はありません。むしろ映画の撮り方が主演の2人中心で進むので、第三者の視点がなく、少し感情移入が難しいかもしれません。
割と映画レビューは酷評も目立ちます。期待したが所以でしょうかね。ただ僕は凄く感動したし、まずこれを映画館で観ることができたということに価値を感じるわけです。
やはり一番の見所はガガ様の歌のパフォーマンスですよ。CMでもたびたび流れる「Shallow」という曲。これをフルコーラスでステージで披露する場面は鳥肌が立ちましたし、まずここで僕泣きました。歌手を目指すことを半ば諦めた彼女が世界的ミュージシャンとの出会いをきっかけに、いきなり大観衆の前で歌声を披露、そして大喝采です。半端ないです。
で、そこからスター街道まっしぐらなアリーですが、一方のジャックは…というところです。ジャックの今後や映画の結末は割と予想できると思います。
だけど、そんなことで僕はこの映画の評価が揺らぐのは残念だなぁという気持ちです。割とレビュー低めにつけてる人はストーリーに不満がある人が多いようです。
ブラッドリー・クーパーも監督デビュー作で素晴らしいものを作ってくれたと思います。評価は分かれてますし、アカデミー賞を取れるのかどうかは僕にはわかりません。
ただ一つ観ようと思ってる人に言えることは「IMAXをはじめとした音響のいい映画館で観て!」。ただそれだけです。
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あと二つだけ苦言。歌手としてアリーがデビューできない要因が「顔」っていうのはちょっと弱すぎる。って美人だし(笑)もう一つは日本映画会社のプロモーションの仕方。ガガ様にスポット当てまくってますけど、もっとブラッドリー・クーパーに触れて!少なくともこの映画では対等だし、何よりもアカデミー賞ノミネート作品『アメリカンスナイパー』や『ガーディアンズオブギャラクシー』の人気キャラアライグマのロケットの声やってる人ですよ!?アカデミー賞主演男優賞ノミネートも4回ですよ!?僕ははっきり言ってこの映画ジャックの視点で観ていました。
映画のサントラはApple Musicでダウンロードしました。♪
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