アリー/ スター誕生の通りすがりのアランスミシーのレビュー・感想・評価

ブラッドリー・クーパーとレディー・ガガを堪能するためだけに作られた高純度なアイドル映画。
演出は正攻法すぎて面白みがないが、そんなことはこの際どうでもいい。
「歌」というわかりやすい要素のお陰で、ガガ様が歌い始めた瞬間に画面に釘付けになってしまう。
個人的に映画を観る際誰が出ているのかは最もどうでもいい要素だと思っているがこのように徹底的に「人」に寄っていて、しかもその人物に稀代のカリスマ性がある場合はそれだけである程度は話が成立してしまうのだと、凡庸な私は少し落ち込んでしまった。