百合ちゃん

アリー/ スター誕生の百合ちゃんのレビュー・感想・評価

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)
4.6
な、な、泣いた.... 苦しすぎた....

もう、苦しい...
おわってもずっと苦しい...
久しぶりに映画みたからかな、
感受性が...

アリーがあまりキャラ立ってないっていう意見を見て、まあ確かになって思った。でも、きっとそれがアリーであって、それでいい、というかそれがいい。アリーは物凄い才能を持っているけど、(言い方悪いかもしれないけど)良い意味でそれだけというか。

自分の容姿に自信がなくて、女の子から綺麗って言われたら本気で喜んでたり。ライブでいきなり歌おうって言われたのになかなか勇気出なかったり。本当に普通の女の子であって、その子が誰かを愛している、ただきっとそれだけなんだろうな。アリーがもともと勇気があって自信満々な美しい女の子だったら最初から自分で道を切り開いてる。この話は誰かを愛することによってスターになった普通の女の子の話なんだと思う。だからアリーはそれでいいの。

序盤、2人がどんどん距離を縮めて
シャロウ歌ったシーンが良すぎて、
だからこそ最後がすごく切なくて、
ああ苦しいぞ...

ジャックがお兄ちゃんにあの一言言った後
バックしながら涙をうかべるお兄ちゃんの表情がもうなんかもうなんかもう....!

クレジット流れている時の曲に
その話知ってるけど何度でも聞かせて
っていう歌詞あって、ああきっと愛って
このことをいうんだなと。お父さん。