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宇宙戦艦ヤマト2199 第七章「そして艦は行く」のslowのレビュー・感想・評価

4.5
「今まで私のヤマトレビューを
 読んで下さった皆様に
 一言だけ述べたい。

 "ありがとう"……以上です!」
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シリーズの最終話には、
どんな作品でも"飽き"が来る…。
あとは幕が下りるのを待つのみ。
なので"最終章"である本作も
手元にありながら、
なかなか観れずにいた…

が!!それは杞憂であった…!(°Д°)

最終回で描く順番が逆に展開され、
最後まで一歩先を見えなくしてる。
今までは脇役が目立ってたけど、
最終話では主人公に焦点を当て
皆の総まとめとしてドラマを締めるッ!

そして感情を高めるのは"音楽"ではなく、
それを見る"人"だという事をよく分かってる。

音楽でお涙頂戴せず、
あえて"無音"で勝負する潔さ!
最後の仕上げに音楽を添える演出や、
その後を見せずに静かに閉じる幕引きなど、
余韻ある"最終話"としては素晴らしい!♪

もちろん都合良すぎな部分は多い。
けど、それも"奇跡"と言い換えれば
気にするのは野暮かもしれない。

【奇跡だらけの脚本】であっても、
飽き性の私を毎度レンタル屋へ
直行させたのは
本シリーズの提供する"奇跡"に
元気をもらえたからだ。
地元が沖縄の身に内地の寒さはキツい…
でも,絶望に屈せず、
一筋の希望を信じて闘う彼らを見ると、
"たとえ目の前が真っ暗であっても、
突き進めば自ずと道は出来る…‼"
そう信じたくなる底知れない"強さ"と
寒さを吹き飛ばす"熱さ"がこのアニメにはあった。

「ヤマト2199」は終わり、
また一つ生きる糧が無くなったかと思ったら…

『ヤマト2202愛の戦士たち』が上映決定っ!

"全7章"ですって!?\(◎o◎)/ヤッホーイ♪
これを観るまで死んじゃおれんな!!

ってなワケで…ヽ(・∀・)ノ
『ヤマト2202』レビューもまた宜しくお願いシマス。

"「必ず、生きて観てやるゾーーー!!」"
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