GaPTooth

高い壁のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

高い壁(1947年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

す( 」゚Д゚)」Excellent!!!!!素晴らしい!
熱演!ロバート・テイラー(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

[ブラトル出版]
宗教書及び教育関連書籍を扱う出版社に帰社した社主のウィットコムは、リースの原稿を取りに行ったヘレン・ケネットを呼ぶが「未だに戻らない」という。

その頃、ヘレンは絞殺死体になって助手席に転がされ運ばれていた。
運転していたスティーブ・ケネットは自分も死ぬつもりで車を橋桁に追突させて川へ落ち横転するが、夫は死なんかった。

警察
地方検事補佐のウォーレス。

夫の「妻を殺した」という証言もあり、殺人容疑で逮捕。事件解決と思われたが頭に手術の痕があるので、精神鑑定を受けさせることになる。

アムラン郡精神科病院[鑑定の結果]
左前頭葉に硬膜下血腫が見られ、この血液の塊が脳を圧迫して身体的にも精神的にも影響を及ぼす。
怒りや動揺、局所的な痛みに襲われて失神や記憶障害を引き起こすこともある。

神経外科医のグリフィンはすぐに手術を行うという。アン・ロリソン医師が担当することになる。

スティーブ・ケネットは、爆撃機のパイロット。戦闘で頭を負傷し手術を受けて回復。帰国したが馴染めず、ビルマで貨物機のパイロットになるも1ヶ月前に墜落事故を起こして精密検査を受けていた。

この精密検査の結果は、グリフィン医師の見立てや診断と同じ。

スティーブが手術を拒み続けるため、母親の同意を得ようとロリソンが訪ねると母親は倒れており、1人の男の子と1匹の子猫が遺されていた。

母親が逝去した為に息子が施設に送られてしまうことを知ったスティーブは、ようやく手術に同意する。

グリフィン医師による外科的手術は成功。
あとはロリソン医師による精神科治療が始まる。

このタイミングでクセの強い弁護士が登場し話をかき混ぜる(笑)そして退場(笑)

スティーブの息子リチャードはフィーガソン夫人(ロリソン医師の叔母)のところで快適に暮らしていると聞いたスティーブは安心する。

「息子に会いたい」
「息子を経済的に支えたい」
だけど...
「6才の息子に何と説明すれば良い?」
だ・よ・ね~

ロリソン医師の治療が進むにつれ、手術前(妻を絞殺したのか否か)のスティーブの記憶が少しずつ甦っていく。

その頃。
ブラトル出版のあるビルの管理人クロナーは「俺は、秘書ヘレン殺害事件の新聞には載っていない事実を知ってるんだよね」ってウィットコムを脅迫する。
ウィットコム( ¬ ω ¬ )怪しい。

ウィットコムから色好い返事を貰えなかったクロナーは、スティーブに面会に行く。
「金と引き換えに情報を教える」と去っていく。

ついにウィットコムは実力行使。
クロナーを事故に見せかけて殺害。
エレベーターのメンテナンス中に乗っていた脚立を倒されてシャフトへ真っ逆さま。
ウィットコムが犯人(ノ-_-)ノ~┻━┻ナンテコッタ

「なーんか、僕殺してないよーな気がするんだよね?!メープル通り106番地で何があったか思い出したい」と思ったスティーブは麻酔治療を受ける決意を固める。

麻酔治療※回想シーン※
メープル通り106番地2階一番奥のウィットコムの部屋でヘレンと再会。

浮気か?
ヘレンの首を絞めちゃう。

記憶の渦~メリーゴーランド~

気がつくと部屋は荒れ果て、ヘレンの死体が転がっていた。
「何かが消えた!何かが!」

スティーブは「無実を証明しなければ息子には会えない」という一念で、病院を脱走してロリソン医師の車に潜み、メープル通り106番地へ急ぐ。

さて、記憶は甦るのか?!

現場(ウィットコムの部屋)に忍び込んで、記憶の中にある現場を再現していく。

💡ピーン!

「消えた」のはヘレンのスーツケースだったこと、ヘレンを絞め殺す前に意識を失って力が抜けたことを思い出したスティーブは、結論を下す。
『ヘレンを殺したのはウィットコムだ!』

部屋に帰宅したウィットコムは"再現された現場"に驚愕。直ぐ様メキシコへの逃亡を図ろうと翌日のチケットの予約をする。
そこへグラントから「君の取締役副社長就任が決まったよ。おめでとう」との電話連絡が入る。

スティーブの予想通り、翌日ウィットコムは精神病院に現れた。

スティーブ VS ウィットコム

ウィットコムは「裁判費用と敏腕弁護士を手配する」と近づくが、スティーブは即座に断る。
で、今度は脅しにかかるウィットコム。
「私が君の奥さんを殺したと証言できるクロナーは死んだよ。君が何を言おうが妄言だと判断されちゃうからね」なんて白状しちゃった。

やっぱりお前が殺したんかー!って、まあ殴るよね。でも状況が悪いよね。取り押さえられちゃって"狂暴な殺人者"として独房へ移されて終身収容が決定する。

ウィットコムの罠に嵌められて残念!

スティーブは病院を抜け出す。

当然、顔写真とともに緊急手配される。

ウィットコムに麻酔療法を試し、ヘレン・ケネットに最後に会った時のことを語らせる。

!まさかの急展開!

ウィットコムが、ヘレン殺害の経緯と「自分が殺した」と語るのを警察全員で聞いていたから、即座に逮捕(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

まさに高い壁じゃったな( ´-ω-)y‐┛~~ヤレヤレ

みんなスティーブに謝れ(;-ω-)本当に。
GaPTooth

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