ゆっきー

高い壁のゆっきーのレビュー・感想・評価

高い壁(1947年製作の映画)
3.5
バーンハートらしいニューロティック系ノワール。催眠術で真実を探っていく。
犯人、ハーバート・マーシャルが事件のあった部屋に戻ると、部屋が事件後と同じ散乱のしかたをしていたり、クライマックスにふる強烈な雨だったり、やっぱ視覚に訴えるの上手い。

因みにタイトルは精神病院のこと。
ハーバート・マーシャルはルビッチ映画のイメージあるけど、悪役がなかなかハマっている。それも典型的な悪役というより、後ろめたさを含んだ複雑な役が。
ゆっきー

ゆっきー