このレビューはネタバレを含みます
最終的にやっぱり韓国映画の質は高い!みたいな感想になるし
むしろ冒頭から良質ではあるんだけど
自分には向いてないところも多かったかな?とも思う
まず欠落した記憶を埋めるまではけっこうサスペンスなので
雰囲気が、すっきりしないまま
音楽も使われず静かに進行していく
もちろん下手に音楽出せばいいというもんではないし
この作品に関しては至極まっとうなつくりなんだけど…苦手で
そして女性との生活が進み
周囲の人物がヒント、というか
不穏な違和感だけ残しながら
終盤ネタバラシ
もさすが重たい時は思い切り重たくいく韓国映画
そして、家族ネタとしても感動できる要素はたくさんあるんだけど
なんだったら失ったものの気持ちとしては抉りに来てるんだけど
なんかちょっと素直に泣けなくて
エンディング的にも好きなものとしては受け止められない
けどやっぱり訴えてくる力とか
作品としての完成度は映画として強力なのが
この国の映画のすごいところだなとは思う