人生玄人度の高いストーリー。
性格的に難ありではない再婚カップルでも、子供、病気、仕事によって円満な家庭をつくる難しさが生々しく描かれていた。
ただ、スクリーンの浅野忠信がかっこよすぎるので、こん…
男と女は難しい、
親と子はもっと難しい。
重松清さんの作品は、いつも子どもの視点に寄り添っていて、痛いところをついてくるけれど、これが多くの家族の偽らない現実のように思えて、向き合わなきゃいけない…
主演の浅野忠信が段々と老けてきて味のある中年男になった記念碑的作品。日本の中流家庭が抱える問題にメスを入れたシリアスドラマ。原作が重松清という所が意外。👔
脚本を書いた荒井晴彦の独壇場とも言える小…
重松清の小説を実写化した作品
浅野忠信演じる中年サラリーマンが、元妻、現在の妻、妻の連れ子、元妻と暮らす実娘、新しく産まれてくる命をめぐり、葛藤しながら成長していく姿を描く。
最初は主人公にやや…
このレビューはネタバレを含みます
主人公が置かれた仕事も家庭も上手くいかない状況、私だったら全部投げ出して逃げてしまいたくなるけど途中自暴自棄になりながらも全部背負って向き合って乗り越えてて本当にすごい。流石にしんどすぎる。
この映…
最後、娘に対して「どんな気持ちだった?」と聞いているところがこの映画の1番のシーンだと思う。いろんな親がいて、いろんな形がある。血の繋がりがなくたって、分かり合える親子はいる。まあけれど、生まれの親…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
頭からその記憶、記録は消すことはできない。忘れようと、気にしないようにすればするほど。
自分の過去、相手の過去。
絡まるなら整理してほどくしかない。
完全にほどけないまでも、手がつけられないほど…
「幼な子われらに生まれ」製作委員会