エマニュエル・サランジェが首を包んでいた布を剥がし顔を見た瞬間にぶっ倒れ意識喪失瞬時に画面暗転へ至る活劇的編集が素晴らしい。解剖学的な首へのアプローチは度々挿入されるオペラの練習風景との相乗効果によ…
>>続きを読む静止画では全く伝わらなかったんだけど、主役の彼がめちゃくちゃ画面映えする顔で、見ててずっと飽きなかった。
解剖学って知識との闘い!って感じがして、結構好き。
あとデプレシャンはbusyな駅のホー…
アルノーデプレシャン、特に二十歳の死とか初期は知識不足なのか把握しきれないんだけど、なんか好きなんだよなー。
今作も人物の関係も分かりにくく、誰が味方が誰が敵?かも分かりにくい。でも素晴らしい撮影…
1992年のアルノー・デプレシャン監督作品。彼はIDHEC(現FEMIS=フランス国立高等映画学校)で映画を学ぶ。後にここでの同窓生の監督作にデプレシャンが脚本を協力したり、デプレシャンの監督作品に…
>>続きを読むパリへ向かうTGV(高速鉄道)で税関検査に引っ掛かったマチアス。一時は身柄を拘束されるも無事に解放、だがパリに着いた彼は拘束中に没収されていた自身のスーツケースに、ミイラ化した人間の頭部を見つけて.…
>>続きを読むイマイチ掴めた感じがない。
1943年のチャーチルとスターリンのヤルタ会談についてのお話から始まる。「どこの国を○○:○○の比率で」みたいな話の内容で、為政者たちは世界をピザを切るみたいにわけて所…
「魂を救え!」
冒頭、外交官の父。
旧西独からパリへと向かう。法医学研修生のマチアス。税関で身柄を拘束、後に釈放、スーツケース、パーティ、共同生活、部屋探し、音楽教室、ロシアの情報や、解体。…
ミステリアスなスパイ政治劇でもあり恋愛を含んだ青春映画でもあり、やはりとらえどころがない。突然見知らぬ何者かの頭部を受け取った法医学生の主人公マチアスの行動原理はまず「死者を敬意を持って葬る」ことで…
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