このレビューはネタバレを含みます
オギーはみんなの太陽で、オギーと関わった人たちの明るい一面が見える。それはとても素敵で凄く魅力的だけど、光が指せばその後ろに影が出来るように、登場人物の暗い部分やコンプレックスだって同時に出てくる(もちろんずっと輝いてる人もいるけど)
その影の部分も含めて僕は凄く好きだと思いました。今回は主人公のオギーを太陽として出していました。だけど何だか主人公はヴィアなのかな?っておもったくらいヴィアに感情移入したところが多かった。それはもしかしたらオギーの一番影響を受けてそうなヴィアが(それこそオギーに何かあったらヴィアに直接支障を来るところとか)、裏主人公のような感じなのかな。地球と太陽の関係みたいに。
分かんないけど、どこもかしこも心暖まる話でした。ジュリアンがやめちゃうところはちょっとあれだったけど。
あと、ミランダがあげた宇宙飛行士のやつ、もういらないってなったのも…!
でも、オギーのような子供が生まれても両親があれだけの愛を注げば、その真は素敵に育つ。そして、それを「よく見ること」が出来る人が見れば、きっとその子を好きになる。
自分の子供に100の愛を注ぎたいも思いました。まだ子供はいないけど