ふたば

ワンダー 君は太陽のふたばのネタバレレビュー・内容・結末

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

2022年9月13日
母と鑑賞。これは良い作品、高評価に納得。

「僕は生まれて27回 手術した」

遺伝子異常のため顔に障害を持った子供が、小学校の中等部から学校に入って、いじめを受けつつ友達を得て、自分の心と頭にかぶったヘルメットを脱げるようになった話

学校に入ってすぐ同級生3人を紹介される。
後に友人になるジャック・ウィル、クラスの中心的な位置にいるいじめっ子ジュリアン、自慢は多いがいじめを批判する正義感のある女の子シャーロット。

早々にいじめに合うオギーに家族は、

母「つらいと思うけど誤解しないで、きっと悪気はないのよ。相手より大きな人間になって」

父「よく聞け、そいつは最低だぞ。押されたら押し返せ、人を怖がるな。(母であるジュリアロバーツの顔色を伺いながら)大きな人間になって見下してやれ」

あまりの辛さに自宅で母に涙を見せて「僕は醜い」というシーン。アグリーという単語があるが、英語は上手じゃないが、本当のアグリーっていうのはきっと美醜じゃなく心の中なんだろう

初めてできた友達にハロウィンの火葬中に本音を聞いてしまい裏切られるオギー

本当の親友は見つけるのが難しい

ジャックもいい子で、お姉ちゃんの親友ミランダもいい子で

That's ok やYes など相手を許すシーンが多く出てくる、許すことが大事

あえてマイナスポイントをあげようとするなら
サブタイトルの太陽の子、太陽ってほど明るくないかな本人の性格は、沢山の周りを回ってる星に影響を与えてるって意味で使いたかったんだろうけど過剰

2017年の映画のわりにペストが伝染るっていじめは現代に合ってるのだろうか?という疑問

いじめっ子がジャックと殴り合いの喧嘩し、両親呼び出しの元、停学2日処分受けた時に校長に「こめんなさい」と謝るシーン、根っから悪者はいないあたたかさがあったけど、どこか現実離れして綺麗すぎた

ラストシーンの名言
校長「偉大さは、強さの中にはない。強さを正しく使うことの中にある。最も偉大である人とは、自分自身の魅力で多くの人の心をーー動かす力を持っている。」
「静かな強さで大勢の人の心をつかんだー」

表彰されたオギー
「誰だって一生に1度は賞賛されるべきだ。僕の友達も、先生たちも、ヴィア(姉)は僕を支えてくれた、パパは笑わせてくれた、でもママが1番。絶対に途中で諦めない、特に僕のことを。」

「ブラウン先生の最後の格言は、人をいたわれ、みんなも闘ってる。相手を知りたかったら、やることは1つ。よく見ること。」

オギーは最初、靴を見て相手の人となりを判断できると言っていたのが新鮮だった

子役のキャラクター、バランスが絶妙

DVDのチャプターが星なのが可愛かった
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