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ワンダー 君は太陽のKのネタバレレビュー・内容・結末

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

1番素晴らしいと思うのは家族構成を4人家族にしたこと。
生まれながらに顔が変形してしまい9歳で初めて学校に通い出すオギーはその見た目で怖がられたり軽蔑されいじめにあったり外を歩くだけでそんな視線を送られる少年に対し、普通に美人で弟のことが好きな姉のもつ悩みは弟の事しか見てない両親に自分を見てほしい自分のことも聞いて欲しい。学校での友人との関係値など見えにくい悩みを抱えた目に見える弟と見えない姉の対比を1番最初に描いたからこそ初めから強く共感できるものを示してくれた。
それから学校でのオギーに対する視線などを見て軽蔑の目を向けた人達や嫌な人間だと見える。そして小学生ながら人付き合いをしてる心にもないことをいい気づつけたりしている。親に言われたから仲良くしたけれどいつのまにか本当の親友になったのは内面を見たからで人はいい顔をしようしたりする。陰口を言う仲間といるから全員同じわけでなく話しかけに行く子もいる。でも話しかけるまではそれに気づけない。だから第一印象のみで決めつけり固定概念にかられてしまうのは良くないと思った。
ヴィアの親友のミランダも同じで心の内は初めは分からかった。人は見栄をはってしまうもので共感できたし観ていき人は見えないところで悩み葛藤していて変形した顔をもつ少年が人の心を動かす勇気には感動せずにはいられない。
最後の格言に「人をいたわれ、みんなたたかってる。相手を知りたければよく見ろ。」とあるがまさしくこれがこの映画のテーマだと思う。めっちゃよかった。
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