KeigoSato

ワンダー 君は太陽のKeigoSatoのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.4
公開終了間際に慌てて鑑賞。評判に違わず素晴らしい映画でした。

顔に疾患のある主人公少年オギーが、学校に通い始めたことで起こる様々な困難に立ち向かい克服するよくあるお話…

だと思ってたら違った。でも、そこがすごく良い!

この映画ではオギーだけでなくその周りの家族・友人もフォーカスされる。一見普通に過ごしているように見えても実は裏ではそれぞれが悩みや苦しみを抱えている。それをオギーという太陽のような存在が照らしていく。だいたい邦題は失敗するけどこの『ワンダー 君は太陽』は大正解だと思う。

「彼の見た目は変わらない。変えられるのは我々の見る目だ。」

「本当に賞賛されるべきなのは、その内なる魅力で周りの人間を動かすことの出来る人間だ。」

校長先生も名言連発でしたねー。

あと個人的にオギーのお父さん役の俳優さんのユーモア加減が程よく、この作品の良いアクセントとなっていたと思う。

きっとみんなの心に響く傑作。
久々に心の芯から温まった気がする。
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