生まれつき顔に障害をもった少年オギーを中心に展開するヒューマンドラマ。
家族の在り方、人との付き合い方というものを考えさせられる映画だった。ひと言で感想を言うと「本気で感動した」。人にも是非観てほしいと勧められる映画。
「人の見た目は変えられない、けど人を見る自分の目を変えることはできる」という校長の言葉は心に残った。そして何よりも演出の仕方も上手かった。出演者それぞれの背景もチャプターで区切って飽きさせない。
今回一番印象的だったのは最終的にオギーの親友となるジャックウィルを演じるノア・ジュプくん。彼がいてこそこの作品が完成された感がある。もちろん『ルーム』で天才子役として注目を浴びたオギー演じたジェイコブ・トレンブイくんも難しい役をよく演じ切ったと思う。
あと、オーウェン・ウィルソンがパパ役なのだけど、彼を観ると『ミッドナイト・イン・パリ』が観たくなる。
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