邦題タイトルは皮肉をそのまま入れている。本来なら野暮ったいのでサブタイトルなんか入れなくていい。しかし本作に関しては入れて正解だった。
この映画の良いところは問題を誰かのせいにしたりして簡単な所に答えを置かないところだ。
現実は簡単な所に答えを置き誰かが痛くないようにされるが。本作では誠意と勇気を持ってしっかりと問題と向き合っている。
父役オーウェン・ウィルソン
母役ジュリアロバーツ
オーウェンウィルソンはやはり少し頼りない男が良く似合う。しかし現代の男の立場(ネガティブな意味では無い)の中での強さ、つまり力や畳み掛けるような論述などで抑え込むようないわゆる昔の男らしさでは無い相手を尊重することによる一歩引いた言動など相手を黙らせるのではなく喋らせるというところなどが強さなのかも。
それにしてもヘルメットが感情表現に向いているとは。
オギーは主役だがみんな主役の構成になっている。
家族は宇宙、オギーは太陽、他はその他の惑星。
〜好きなところ〜
担任の教師の優しさ
ジャックとの仲、このまま続け!
ヴィアとミランダのパートも好きだ!
〜要望〜
ミランダにわが町のエミリー役をやってほしかった。彼女の人生だからこの選択は尊重したいが彼女の未来の可能性も感じるので。
人は平面ではない。物事もだ。
〜名言・格言〜
相手より大きな人間になって
一生に一度は賞賛されるもんだ。