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ワンダー 君は太陽のAstroswitchのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.0
顔が醜いというだけで虐められてしまう世の中が醜い。それでも粘り強く頑張っていた彼がすごい。支え続けた家族もすごい。
それぞれの目線で描かれる話がとてもリアル。ヴィアの「弟が太陽で両親と私はその周りをまわっている」「だから私は地球」の部分がとてもその通りなんだろうという感じがした。
ヴィアとミランダは何かあったわけではなく、ミランダがただ気まずかっただけ。ヴィアが羨ましくてしょうがない気持ちはすごくよく分かる。ヴィアは寂しそうに「世界一手のかからない子」と言っていたけれど、ミランダから見れば、ヴィアはすごくよく頑張っていた。
改めてそう言ってあげれば良かったのに。でもミランダの行動全て理解できる。
悪い人なんて誰もいなかった。きっかけが相手にとって気の食わないものだったり、きっかけがなかったり、距離を取りたかっただけ。
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