木曳野皐

ザ・ブック・オブ・ヘンリーの木曳野皐のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

彼は何も言わずにいたけどきっと自分の母が人を殺せない事も秘密がバレそうになったらアイツが自殺する事も全て知ってたよね〜、絶対知ってた、言わなかっただけで。オチまで完璧すぎる、さすがヘンリー。
母の「誰を相手にしてると思ってるの?」って言葉にヘンリーが間違いなく宿っていたのは良かった。“うちの自慢の息子よ”って幻聴が聞こえてくる…

ヘンリーの描くヘンリーの物語、途中で退場するヘンリーは自分を主にしなくとも周りの人間を十分に動かせる“天才”、死んでからもなおビックリ。


私は正直に白状するが、この映画を観た理由は面白そうとかファルマの評価が高めとかストーリーが気になるとかそんな事じゃなくてふと目に止まった【ジェイデン・マーテルの顔】だった。
だから中盤で死んじゃっておっと〜?って思ったけど、素敵な映画に出会えたからオッケーです!

ヘンリーとピーターとママの勝ち!!!
木曳野皐

木曳野皐