このレビューはネタバレを含みます
天才ヘンリーに頼りっぱなしだったママが成長して行く話。
ヘンリーが亡くなる直前に母を呼び、”空が見たい”と言って母の腕の中で死んでいくのを見て、大人びた子だったけど、本当はもっと母に甘えたかったんだろうなと思って泣きたくなった。
彼が残したテープと会話してるけど、やっぱりテープだから会話にズレが生じて現実に戻されて、やっぱり彼は居ないのだと思い知らされる。
最後にはヘンリーが残したテープやノートも全部燃やしてしまうのが悲しかったけど、スーザンの母親としての決意だったのだと思う。
でも、もし私が母親だったら息子が残したメッセージを焼き払うなんて出来ないだろうなぁ。
ただ、ストーリーの細かいところは結構無理があると言うかめちゃくちゃだと感じた。