ストップモーションアニメの制作会社アードマンの劇場作品7本目。
日本ではウォレスとグルミットやひつじのショーンで有名だが、今作はテレビシリーズがない完全にオリジナルの作品となっている。
今作はストーリーはさておき、とにかく作り込みが半端ない。
どんどん画面の中の密度が上がっているアードマン作品だが、今回でそのピークを迎えたと言ってもよいほどだ。
特に終盤のスタジアムはどこまでが手作りなのか見当がつかない。
それでもキャラを見た目だけでなく性格までデフォルメしたイギリス特有の皮肉の利いたストーリーと、それでも最終的には期待する人間讃歌のバランスが素晴らしい。
今回は台詞ありです。