のふのふ

喜望峰の風に乗せてののふのふのレビュー・感想・評価

喜望峰の風に乗せて(2018年製作の映画)
3.6
〝これは救いだ〟

1968年、イギリス。ヨットによる単独無寄港世界一周を競うゴールデン・グローブ・レースが開催されることに。華々しい経歴を持つセーラーたちが参加する中、航海計器の会社を経営するビジネスマン、ドナルド・クロウハーストが名乗りをあげる。アマチュアの果敢な挑戦にスポンサーも現われ、家族や周囲の期待に押されながら出航するドナルド。そんな彼を待ち受けていたのは、過酷な自然と耐え難い孤独、そして自分自身の思いがけない行動だった。




自らが犯した罪を認め、そして償っていけるのか。
海の上で孤独な主人公は、どんどん居場所をなくしていき、自らの罪に押し潰されていく...


〝理解できなくても許したい〟
そして、周りはそれを許すことができるのか


邦題とは真逆の希望などない内容はずっしりきました
のふのふ

のふのふ