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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期のchsyのレビュー・感想・評価

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原作出版当初(20年前)は話題にはなっていたが読みたいとは思わなかった。しかし映画は気に入った。理由は主演女優がたまらなく魅力的だったから。よって前2作は熱く支持され長く愛される作品となる。

で三作目。11年の歳月を経て随分と成長したブリジットとダーシーによる相変わらずのドタバタである(笑)期待を裏切らない笑いを提供してくれた。
ご存じの通り、女性が(欲も策略も持たずに)自分らしく素朴に生きていたら、ある日ものすごいハイスペックの男性に見初められちゃう、と言う世界中で愛される鉄板オチで、日本でも「源氏物語」から「花より男子」(なんと4人から愛される!)まで人気の古典的シンデレラストーリーだ。
そうそう世の中甘くないけれど、劇場の中でくらい夢を見させてよ。ありのままの自分を飾らない自分を一番好きだと言って!と、世界中の女性が願っている。

「ダーシーだって愛されたい」

同時にホントは弱い男性も、自己防衛と照れ隠しで気難しく理詰めになってしまう自分をそのまま愛して欲しい…そう願っている。
うん。良い作品でしたよ。当方「高慢と偏見」ダーシーのファンですので。
(2016/12)
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